意外と重要!メールやラインなど文字でやりとりする際の注意点

会えない時間でもメールやラインなどを使って会話を楽しむことができます。ただし表情が見えない分、文字でのやりとりで相手を不快にさせないよう注意が必要です。そこで今回は文字でやりとりする際の失敗例について紹介し、その上で注意していきたいことを解説します。

1.メールやラインでのNG例

相手を困らせてしまう文章というものはどういうものかを理解しましょう。やってしまいがちな例を挙げていきますので、自分が今まで送信してこなかったか見返してみてください。

・日記のような文章

「今日は〇〇で食事をしたよ」「昨日〇〇という映画を観た。面白かったよ」などという、一方的な報告です。他人の日記を見せられたところで、楽しいと感じる人は少ないのではないでしょうか。そのような報告メールを受け取った相手が思うこととは「だから何?」がほとんどです。

・自慢話

自分のことを良く見せたいという気持ちが強すぎて、気付いたら自慢話ばかりという人もいます。自慢話をずっと聞いているのはなかなか大変です。だんだん返事をするのも面倒になってきてしまい、「すごいね」の一言だけの返事になってしまうこともあります。さらに続くと「すごいね」すらなくなってしまうかもしれません。

・返事が一言で済んでしまうような投げかけ

直接会って話す時も同じですが、会話が続かないような言葉の投げかけはお互いにしんどいものです。たとえば「今日はいい天気ですね」という言葉がくれば「そうですね」で会話が終わってしまいます。会話をする気がないのかと思われてしまっても仕方ないです。

2.返事をしやすい文章を書こう

失敗例を見ると、全てに共通していることがあります。それは、メッセージを受け取った相手が返事をしにくいということです。相手と距離を縮めたいと考えているならば、それが伝わる文章に改める必要があります。

「今日は〇〇だった」という日記風の文章には、言葉を足してあげるといいでしょう。たとえば「今日、近所のカフェでお茶をしました。ケーキがとても美味しかったので、今度は一緒にいきませんか?」という具合です。一方的な報告ではなくお誘いになったので、かなり印象が変わりました。相手もこれなら返事がしやすいはずです。

あとはやはり、自分の話ばかりを送りつけないで、相手の話を引き出すような質問をすると良いです。直に話す時と同じで言葉のキャッチボールができるよう、言葉を選びます。たとえとして「趣味は?」と聞いて「読書」と返ってきたとします。そこから「どんなジャンル?」「好きな作家は?」など会話を広げていくのです。特にラインだとリズム良く会話をしやすいので、短い言葉であってもきちんと選んで盛り上げましょう。

3.まとめ

メールやラインですと相手の表情が見えず、感情が読み取れないため、言葉選びが非常に重要となります。送信前に一度読み返して、相手を不快にさせないだろうかと考えてみると良いでしょう。文字だけで気持ちを伝え合うことが上手になると、会えない時間も有効活用でき、相手との距離をどんどん縮めることができます。言葉選び上達のためにも、文字でのやりとりを積極的に行ってみてください。

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